
本年からEmily Diamond Japanも振付が一斉にスタートし、EDJダンサーズは毎回のレッスンで身体も脳もフル回転で新作振付の習得に力を注いでおります。嬉しいです。Let’s 楽しもう皆様!
さて、ところであなたはダンスの振付が、何故だかどうにもこうにも覚えられなくて困ったこと、ございます?
『何度も練習して何とか覚えたのに…』
『仲間と踊ると or 先生が前にいてくれると何とか踊るけど…』
『お稽古後にあのパートを先生に聞いて確認したんだけどな…』などなど。
ありますよね?
よく舞踊の世界ではあることですが、本番直前に振りを変えられてパニックになったことはありませんか?
結果…
『もう無理です。振付覚えられません。泣』となる。
まあ良くあるの。このようなご相談をよく受ける度に思うことがありまして、本日はその『思うこと』を語ります。
あのですね、実は…
『振り付け覚え』に対して、大きく勘違いしていらっしゃることがあります。
それは…
あなたは、『振付”自体”は、実は結構覚えている』ということ。
何を言っているの?って眉間にシワを寄せる前に、一緒に冷静に探ってみましょうよ。
振付覚えが悪いは、錯覚、そう幻想だと理解して頂けたら、きっと目の前に澄み切った景色が見えることでしょう…!
例えば、3段階のステップ毎に分けてやってみましょう。
ステップ1 :上半身の振付のみをやってみる
上半身だけなら大体問題なく踊れるのではないでしょうか? 座りながら上体のみを使う。ハンドモーションだけでも結構です。
◉因みにポイント: 上体を使う際に肋骨周りを感じること。そして、脳内に自分の全身を投影しながら練習してみること。
ステップ2: 脚の動きのみをやってみる
脚だけだと、意外と難しいステップしてないんだ!なんて発見もあります。きっとこちらも問題なく出来るでしょう。
◉因みにポイント: 自身の身長に合った歩幅をとること。また、脳内に脚(ステップ)の明確なイメージを持ちながら、そして、音と場所(お稽古場)の配分を理解して練習すること。
ステップ3: ステップ1と2を無事に終えた後、ステップ1と2を同寺に動きを一緒にやってみる
さあさあ、ここに来てつっかえる人が出てきますよー。(←いじわるダイアモンドさんより愛を込めて。)
ところで。感覚がいい方は純粋に『あれ?』と思いません?
だって、先程のステップ3段階をやり終えて、腕も脚も振付はとりあえず(綺麗かどうかは別)踊れたはず…
でも、腕と脚を同時に動かしてみた途端、上手く出来なくなりましたね?
『それは不思議もない。だって腕も脚もいっぺんにやんだもの。無茶よ。難しくなるわ。』と思いました?
そうよ!それよ!大正解の感覚よ!!
そうなんです。つまり『振付が踊れません』の問題は、
↓
✖️振りを覚えていないこと(ではなく)
◎覚えた振りを、適切にアウトプットできてないことが問題(なのです)
そんな…じゃあ一体どうしたら良いの?
ありますよ。素晴らしい練習方法が!
『✖️振付覚えが出来ない』→『○腕と脚を同時に動かすことが可能になる』練習方法として有効なのが【脳トレ】です。
もうこれが1番効果的で楽しく行えるの。
例えば、右手と左手でグー、チョキ、パーを両手で同じ事をしながら順番に変えていくのは大体できると思います。
では、ここからが【脳トレ】!
右手をグー、チョキ、パーで出しながら、左手は必ず右手に負けてみてください♪
あれ?ってなりませんか?キャーってなるでしょ?
こんな感じで数回一先ずやってみて下さい。これが効果的である理由の一つは、脳に多少の負荷を与えて、右手と左手で別の事が出来る神経回路を増やしていくのです。うん、興味深い。やっぱりこういう話好き♡
とはいえ、我々が携わっているのはダンスなので、右半身、左半身、腕、脚、首くらいまでに別々の動かし方を学ばせて理解させておくと、不思議と振り覚えは物凄く早くなってきます。シンプルに嬉しいですね。
必要なのは、脳にストレスを一定以上かけることです。
自分の許容範囲に何ことか起こると、脳内が『うわーッ』てなるじゃない?あれを冷静に『来たな、我のパニックめ』と思い、冷静に対面し、パニックさんの特徴をありとあらゆる角度から見極め策を立てる。その後、パニックさんの存在を認め、理解して、パニックさんと握手をし、共に解決へ向けて壁を乗り越えればよいだけ。
あと、その後、もう簡単に出来るようになった脳トレはそれ以降あまり意味がないので、自分て条件を増やしたりして、別のものに挑戦してみて下さいね。
そうして、我々は最強の中の最強になっていくのです…! 出来ないことが出来る様になる過程って、単純に面白いじゃない? 是非お試しください♡
本日も最後までご覧頂き有難うございました。
共に楽しく輝きましょう!
–
踊って世界を笑顔で照らそう♪
Emily Diamond