皆様、毎日のお稽古の調子は如何ですか?
さて、前回のブログからお話しをしている『癖』について。
どうでしょう?ご自身の癖を外すことに意識を少しでも向けることが叶いましたでしょうか?スペース(空き)が無ければ、新たに気持ちいものは入ってこないのだから、是非ともスペースを空けたいものですね♡
さて本日、いよいよご一緒に取り組んで参りたいことは『癖を』ここまで出来たら今度はこれが自然に、そして自分で考えなくてもオートマチック(自動的に)に出来るように癖を作って参ります。
Question: さて、どうやって?
↓
やはり、これに尽きるでしょう。
例えば今後、動きの難易度を上げたとしても、又、基礎を応用したダンスワークとエクササイズを織り交ぜても同様で使える方法です。
何度も何度も繰り返す事により『オートマチックに出来るようにする癖』を身につけなければ、決して踊っているときにあなたの踊りに実力として活かせませんよね。
Emily Diamond Japanでは麹町教室毎週土曜日に開講しているボディデザインクラスというのがあり(設立当初1番古くからあるクラス!)、そのお稽古内で時々必要に応じて椅子に座って上半身のみの動きを練習する時間を設けております。
先日、その練習で一番印象に残ったことは…
『あれ、さっき立って練習しているより皆動きが出来ている…むしろ、あれ?完璧に近い…』きっとご自身も座って練習して『結構上手く出来てる♪』って、良い手ごたえがあったはず。
では何故、立って踊ると出来なくなるのか…
あれから私も考察致しました。そうです。
椅子に座ってやるダンスワークよりも、立って踊っているときの方が難易度が高いんです!言わずもがな。
大切なのは、それがまた何故なのか。立って踊る方が難易度が上がることの理由を大きく分けて6つの理由をあげてみました。
理由①: 音楽に意識を向けるから
理由②: 空間や距離感に注意するから
理由③: 下半身と上半身の動きを同時に意識する必要があるから
理由④: 体重移動があるから
理由⑤: 単純に長い時間立って踊る体力が必要だから
理由⑥: 安定感を保つ為に体幹を意識するから
などなど…他にも『立って踊る時には』注意や意識をしなければいけない事が沢山あります。
ね?椅子に座った時のダンスエクササイズより、立って踊るセンターレッスンの時の方が難易度が高いでしょう?
そうそう。例えば『肩』の事を考えながら『自分の感情』を表現できます?
我々ダンサーはアーティストである為、芸術家として舞台に立つ時、芸術家として表現をしたい時…その時我々は身体の事は忘れているはずです。
そこに持って来られるだけの必要な練習の数をこなさなきゃ!と、理解できますよね。
問題が分かったらオッケーとか、
エクササイズを齧ったら準備できた、とか。
そんなレベルでは癖は直せません。
必要な数をこなして、無意識で出来るようにしたいところです。
さて、長くなりましたが最後にまとめを♡
まとめの3ステップ
ステップ①: 先ずはお稽古でされた注意をしっかりと理解すること
ステップ②: 原因究明をした後、エクササイズを通して対処法を探し、そして、とことん踊りこむこと
ステップ③: 踊りの中でも使えるほど、良い新しい癖がつくほどに踊りこむこと
以上です。
スペース(空き)を作り、新たにな良い癖が入ってくるように、是非ともスペースを空けたいものですね♡
自分で考えなくてもオートマチック(自動的に)に踊りの中でやるべき事が自然に出来るように癖を作って参りましょう。
応援しています♡
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踊って世界を笑顔で照らそう♪
Emily Diamond