皆様ごきげんよう、Emily Diamondです✨
前回な引き続き、本日もインド・ジュエリーの意味と、美しき秘密について書いて参ります。
皆様が「へぇ〜!そんな深い意味があったんだ!」「ボリウッドやセミクラシックの衣装で身につけるのがもっと楽しくなる♡」とワクワクして頂けたら幸いです♪

伝統的なインド文化におけるジュエリーの意義
伝統的なインド文化において、ジュエリーは単なる装飾品以上の意味を持っています。それは文化的アイデンティティ、既婚者の証、精神的な保護、そして経済的な安心感を象徴するものです。
本日は、身につける部位とアクセサリーのストーリーについてお話しいたしましょう✨
ボリウッド映画のヒロインやダンサーたちや、ウェディングから普段使いまで、女性たちが身につけているアクセサリーにも一つひとつ意味があります。
✨マンガルスートラ(Mangalsutra):
インドのヒンドゥー教の結婚式で新郎が新婦の首にかける、金と黒いビーズでできた聖なるネックレスのことです。日本や欧米諸国の結婚指輪のように、既婚女性であることの象徴として日常的に身につけます。
サンスクリット語で「縁起が良い」を意味する「マンガル」と、「糸」を意味する「スートラ」を合わせた言葉で、「魂をつなぐ縁起の良い糸」ともいわれます。
金の部分は繁栄や長寿を意味し、黒いビーズは邪視を避ける魔除けや、夫婦の永遠の絆を象徴しています。また、生涯にわたる絆と夫婦の無病息災を象徴しています。

✨バングル(Choodiyan):
ヒンディー語でチュードリヤンと言います。主にインドや南アジアの女性が身につける伝統的な輪状のブレスレットのことです。ヒンディー語などで「チュードリー」、その複数形となるので「チュードリヤン」と呼ばれます。因みに、発音では単数のチュードリーは「チューッリー」に聞こえます。
皆様ご存知、手首にジャラジャラと重ね付けするバングルは、家族の幸運と繁栄の象徴です。手首を揺らして躍動感を出すボリウッドダンスに欠かせないアイテムですね。
既婚女性がバングルを着けることは、夫の健康や命、そして家庭の繁栄を祈る意味があります。伝統的には、夫が健在な間は腕を素肌のまま、つまりバングルを無しで生活してはいけないとされています。
結婚式や行事で使われる色には流石インド!やはり地域性があります。
例えば、北インドでは赤と白の象牙やプラスチック製のバングルを新婦が身につけます。西インドでは緑色のガラスのバングルが既婚の象徴となります。
バングルは主にガラス製やプラスチック、金属製などもあります。それぞれで異なる音がなり気持ちまでキラキラします。
因みに、ガラスは最も伝統的で一般的。繊細で美しい音が鳴ります。金属製は、日常使いからフォーマルな席まで幅広く使われます。プラスチック製は耐久性があり、日常の家事でも壊れにくいため人気です。Emily Diamond Japanのボリウッドダンスパフォーマンスではもっぱら金属製を使っています。

✨鼻飾り(Nath):
こちらはヒンディー語でナートと発音します。顔の印象を一気にエキゾチックかつ華やかに魅せてくれる鼻飾りで、主に結婚式や祝祭の際に花嫁が身につけるアクセサリーです。
デザインは大きなリング状で、花柄や宝石の装飾が施されているのが特徴です。また、リングから髪や耳にかけて繋げるための繊細なチェーンが付属しているのが一般的です。
文化的な意味としては、美しさや豊かさ、既婚者であることを示す伝統的なシンボルとされています。

✨アンクレット(Payal):
パヤルも単なるファッションの枠を超え、インドの社会や宗教、人生の節目において特別な役割を持っています。ステップを踏むたびに鈴がチリンと鳴る足首飾りですが、大地を踏みしめて踊るインドダンスにおいても、足元を美しく彩る大切な装飾です。
インドの伝統において、パヤルは既婚女性が身につける最も重要な装飾品です。
歩くたびにシャンシャンと鳴る鈴の音は、新婦が部屋に近づいてくることを家族や特に義理の家族に知らせる役割を持っています。これにより、周囲が敬意を払って花嫁を家族として迎え入れる準備ができるのです。
夫婦の絆としての意味もあり、夫が妻の足にパヤルを着ける儀式もあり、結婚の神聖な象徴とされています。
そして、パヤルの美しい音色は、家庭に幸運を呼ぶと言われています。家の中にポジティブなエネルギーを呼び込み、悪霊やネガティブなものを追い払うと信じられています。
また、パヤルを身につける上で、現在でも守られている重要なルールがあります。
それは、ゴールド(本物の金)は足に着けないと言うこと。インドでは、金は最高位の聖なる金属であり、富の女神ラクシュミーそのものとされていますので、神聖な金を「足」という身体の一番低い場所に身につけることは無作法とされています。そのためパヤルには基本的にシルバーやその他の金属が使われまています。

✨トゥリング(Bichiya):
読み方そのままでビチヤと読みます。ヒンドゥー教の既婚女性が身に着ける神聖で美しいフットジュエリーです。
インドでは、結婚した女性が両足の主に人差し指の第二趾にペアで着けるのが伝統的な習わしです。
こちらも結婚式の中で、新郎が新婦の足の指にこのリングをはめる儀式があり、これによって正式に「妻」となったことを示します。また、他と同様にこちらも夫の長寿と健康を祈るお守りでもあります。
伝統的なビチヤは、ほぼ必ずシルバーで作られます。これには宗教的・実用的な2つの理由があります。
理由の一つとしては、ヒンドゥー教で金は富の女神ラクシュミーの象徴であり、神聖なものとされています。そのため、腰より下の足元に身に着けることは神への不敬にあたるとされ、伝統的には避けられます。
二つ目の理由は、シルバーは月や冷涼さを象徴する金属と言われており、足を冷やし、身体全体の熱のバランスを整え、心を落ち着かせる効果があると言われています。
そして、ビチヤは必ず左右対称で両足の同じ指にペアで着けます。これは、既婚女性の生活のバランスや、夫婦の調和を象徴しているためなのです。

意味を知って踊ると、表情も表現力も劇的に変わる!
ただ「綺麗なアクセサリーをつける」という理由と、一方で「このバングルには幸運の意味があるんだ」「このジュエリーが私を守ってくれている」と感じながら身につけるのとでは、ステージに立ったときのオーラや佇まいが全く変わってくるでしょう。
きっと今後は指先ひとつ、首の傾げ方ひとつに物語が宿り、貴女の踊りに更なる深みと気品が生まれるのです♡
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