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学びのステップ

本日もダンスが上達するためにご覧頂きたいことを私なりに纏めさせて頂きました。どうぞご覧下さいませ。

さて、思い出して頂きたいのは皆様が『THE ダンス入門者』だった頃のこと。人間である私も同じく、皆誰しもが初めは入門者だったのです。そう、何も出来なかったということ。

現に、正にダンス入門者の方々にも、以後記載致します『学びのステップ』をご覧頂くと、今後のダンスライフが益々楽しく意義あるものになるでしょう。

一先ず踊りを最低10年積んでいる方々には、納得することがあるはずです。

目が開かされます。

舞踊講師をしていてご経験ある方も多いはず。先ずダンス入門者に『何かご質問は?』、『どこか分からない箇所は?』と尋ねますと、大抵はこのような返答を受け取ります。

例①『よく分かりませんでした』

例②『いまいち理解出来ていません』

正直で宜しいでしょう。このような言葉を聞く度に、おめでとう!と言ってあげたい娘たちはたくさんおります。

返答例で『何が分からないか分からない』は、また別のものですので、こちらの対策は以前の記事よりご覧下さいませ。

コチラ http://emilydiamond-japan.com/1866/

さて、学びには4つのステップがあると言われております。ご存知でしょうか?

第1ステップ:無意識の無能 英語だとunconscious imcompetence、つまり無知であること。出来ないことも分かってない状態でしょう。

第2ステップ : 意識的な無能 英語だとconscious incometence、つまり意識となり、考えてはいるけど出来ない状態ですね。

第3ステップ : 意識的な有能 英語だとconscious competence、こちらは学習していることとなり、考えていれば出来る状態を言います。

第4ステップ : 無意識の有能 英語で言うunconscious cometence、つまり熟達したステージであり、考えなくても出来るというファイナルステージです。

上記のステップでの順番で考えてみますと、

『分かっていない』また、『理解できていない』という状態に存在していると自らの段階を理解したということは、学びの第2ステップに存在していることになりますね。

知らない(無知)=自分の世界に存在していないという理解になりますもの。

例えば、知らされている歴史に嘘はないものだと信じていたら、メディアの情報を有り難く思い決して嘘はないものと信じていたら、それを疑うような行動や勉強に手を出さないものであるし、また、自分の思考や行動の癖が分かっていなかったら、それを直すことすら出来ないものでしょう。

そういうことです。

そう、何を私が申し上げたいか。

『良くわからない』は上達している証拠である。

おめでとう!

次なる第3ステップを目指して参りましょう!楽しみですね!

如何でしたか?『初心者のダンサーは知らない、中級のダンサーは自身が知っていると思っている、上級のダンサーは自身が知らないことを知っている』という言葉を聞いたことがあるかも知れません。

先程述べた学びのステップは、ダンサー、ダンス講師、生徒が学びの様々な状態に通じる精神的プロセスと心理的状態を理解する為に役立つ一つのワークだと感じます。

生徒、ダンサー、または講師として、自分が現在どこに存在すのかを認識することは次のステップへ移行する為に役に立ちます。

さて、あなたは今どこのステップに存在していますか?是非確認をしてみて下さいね♪

本日も最後までご覧頂き有難うございました。

踊って世界を笑顔で照らそう♪

Emily Diamond

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