なんだか挑戦的なタイトルをつけてしまいました…。活字にすると私の意図した思いと少しギャップを感じてしまいますが、まあ、あまり細かいことは気にせず本題に入らせて下さいませ♡
さて、皆様。
『上手に踊る為のポイント』が存在するとしたら、知りたいと思いますか?又は、もう既にあなたは知っているのでしょうか?
いずれにしても、この度は踊りというものを如何に『美しく』踊るかを目標として自身の体験と、指導の経験の中から考察していきたいと思います。
その前に、あなたにお尋ねしたいのはズバリ。
自分のダンスが下手に見えた時ってありますか?
あまり下手とか上手って言い方は好ましくないけれど、『美しいか』そうでないかは正直存在すると思います。
そして、ご自身の中にその『美しい』という感覚が確立されていて、センスの良い方はご自身のダンスがどうなっているかは既に分かっているとは思います。
そもそも、ダンスが下手に見える原因はいくつかあります。
動きが小さかったり、角度がついていなかったり、身体の開きが足りなかったり、表情が乏しかったり色々と。
原因を挙げていくとキリがありませんが、あなたのダンスのどこが悪いのかは、この時点でピンと来ていない方にはなかなか自分では気づきにくいものでしょう。
解決策はあるの?
→ 答え: 地道に探していくしかありません。
なんだよー(泣)と思う前に、確認しておきたいのがあるのですが…
それは、ある身体の部位。あなたはどの部位がダンスの中で最も重要であると考えますか?
そして、その『手足』をどのように使うことがダンスの中で最も大切ですか?
どうでしょうか。自力で答えを導き出せましたか? では、これからが本題。
どうして下手に見えてしまうか?でしたよね。
では、いざ改善して参りましょう!
改善ポイント①: 腕の位置と高さ
先ず、あなたが最初に見るべきポイントは腕です。
腕の高さがイメージよりも低くなっていませんか? これはよくあること。
ダンス講師をしている方なら先ず視界に入る驚きは、生徒たちによる腕の高さの大きな違いがあり、それに大変驚くでしょう。
内心『え?鏡ちゃんと見てる?』『私(ダンス講師)が前に立ってお手本見せてる意味って…』と思うはず。
位置が高すぎることも時として『うーん』って感じは正直ありますが、それよりも位置が低いことの方が残念。その理由は、腕の位置が低いとシルエットが変わってしまうこと。『自分のダンスってお手本(あなたの先生)と違うかも?』なんてことが起こります。
また、こんなパターンも意外と多いんですよ。
片手はよく出来ているのに、もう片方の腕が下がっている。あとは、動きが小さくて十分に腕が使いこなせていない。
そんな人は、両腕の位置と、背中から意識して両腕動きをチェックするのが改善ポイントです。
そして、このパターンは最も多い…。腕が下がってしまうという『癖』がある人。これ『癖』ですからね。早く気付いて…!
こういう人は、もうこれしかない。ご自身が思うよりも少々オーバー気味に腕の位置を上げるよう意識してみることが『あなたが直ぐに自分で出来る』改善ポイントです。
はい。ではお次。
改善ポイント②: 脚の位置と脚の開き
脚も例外無く、腕と同じように見て参りましょう。
ステップが違っているなどは分かり易いのですが、これもほぼ全員と言っても過言では無いほど多い。脚の開きが足りない人。
脚の開きが頭の中でのイメージよりも実際小さく、狭く、本来行いたいダイナミックな動きが出来ていないことは本当によくあります。
こちら、ビギナーさんだけではないのが現実。かなりの頻度で歩幅についてはお稽古内でトレーニングしましたね?
と言いましても、意識やトレーニングだけの話でもなかったり…。出来ない理由は大きく分けて2つであると推測出来ます。
一つめは、柔軟性が足りない。
二つめは、自信がなかったりする心理的な要因。
その2つの理由から脚の動き、つまり、歩幅が小さくなってしまいがちと考えられます。
身体の硬さを自覚した人は、毎日お風呂上がりの温まった身体のうちにでもストレッチをすることから始めてみませんか?
自信がない人は、自信がつくまで質の良い練習をとにかくやることや、個人レッスンを受けて根本改善に努めるのめ良いでしょう。
また、自己肯定感を高める為に私が考案したダンスアファメーションを活用してみるのも良いでしょう。
ベリーダンス版→ https://youtu.be/opjiKPvZ_-c
ボリウッドダンス版→ https://youtu.be/PI08cgre8qo
最後に…
『動きが雑』『動きにキレがない』又、『動きがぼやけて見える』というケースも、下手に見えてしまう理由の一つです。
これって、なかなか自分で気付けないのよね。原因は単純で、『動作をしっかりと止めていない』という可能性があります。
Emily Diamond Japanだと、ボリウッドダンスやベリネシアンダンスのタヒチアンに当てはまります。
ただ、ベリーダンスの場合は原因が少々異なり、『動作をしっかり止めていない』以前に、『一つのある動作を丁寧に終えずに、次の動きに移行しようとしている』が挙げられます。
勘が言い方はもうピンときている。
こちらの原因はバレエにも当てはまるのでは?
そもそも、踊りを美しく舞上げる為に『丁寧に舞う』ってとても大切なこと。自分の踊りがあまり上手いとは思えない人の殆どが、踊りを作り上げてくれる『動き』を雑に流してしまっている為に”キレが出ない”、”動きがぼやけて見える”のですよね。
『動きを止めること』と『動きを丁寧にする』を意識においてダンスをしてみましょう。
きっとあなたに『今』必要なものが必ず見えてきます。
基礎練習はずっとしてね。基礎って聞いて『ビギナーさんがやるもの』だなんて悪いジョークはよしてね♡ そんな人は、『基礎』を広辞苑で調べてからジョークをどうぞ仰ってちょうだい。
いかがでしたか?
基本的に『上手に踊る為のポイント』といっても、そんな他力本願で魔法一つで奇跡的に上手くなってしまうなんてことは、どんなことに於いても無いでしょう。
それでは、楽しくないでしょう?
それでは、あなたの気付きが無いでしょう?
コツコツとやること、自分と向き合うこと、出来ないと言わないことが道を切り開くのです。
あなたには『あなたを内から輝かせる力』があります。輝かせたいという覚悟と、目標、目的が明確であれば。
どうぞ、せっかく美しく健康に生まれたのですから、生命いっぱい存分に身体を喜ばせてあげてはいかがでしょう? ご先祖様も喜ばれます。
あなたのダンスライフを応援しています。
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踊って世界を笑顔で照らそう♪
Emily Diamond